今日も一日お疲れ様です!
やっと一日が終わったところですが、明日が来るのは楽しみですか?
週末だったらそうかもしれませんが、平日はそうでもない人が多いのでは。
今回は、明日がちょっと楽しくなるかもしれない方法をご紹介します。
明日が来るのが憂鬱…今すぐ出来る明日を楽しみにする方法!
疲れているけど、眠ったら明日が来てしまう…。
寝る前は、今日あった事や明日のスケジュールで頭がいっぱいではないですか?
あれこれ思い出して憂鬱な気分に…なんて事もありますよね。
『明日が楽しみ!』と思いながら眠れたら、良い夢が見れそうなものです。
ベッドに入る前に、スリー・グッド・シングスを試してみてはいかがでしょうか?
時間がなくても簡単に試せるスリー・グッド・シングス
忙しくてそんな時間ない!という方でも簡単に試せるので、ご紹介しますね。
スリー・グッド・シングスとは、寝る前に今日あったいい事を3つ書き出すだけなんです。
ペンと紙があれば出来るので、一度くらい試してもいいですよね。
もし続けられそうなら次の日も、という感覚で気軽に始められます。
習い事や趣味のように新しいアイテムを購入する必要もありません。
出費0円で、明日がちょっとだけ楽しみになるんです。
気になりますよね。
スリー・グッド・シンクスについて詳しくみてみいきましょう。
スリーグッドシングスとは?
スリー・グッド・シングス(Three Good Things)とは、アメリカの心理学者マーティン・セリグマン博士が提唱するストレス解消法です。
方法は、一日の終わりに今日の良かったことを3つ書き出すだけ。
これだけで幸福感が高まる効果があると言われているんです。
寝る前に一日の良かった事を3つ書くだけ!
シンプルなのですぐに覚えられますね。
寝る前に
一日の良かった事を3つ書く
例えば…
- 今日は晴れて気持ちの良い日だった
- お昼に食べたご飯が美味しかった
- たまたま見たテレビが面白かった
特に何もない日だったとしても、必ずよい事を見つけて3つ書くというもの。
簡単そうですが意外と思いつかないという人も多いみたいです。
最初は難しくても、続けるうちに些細なことにも幸せを感じられるようになります。
思いつたときにすぐに出来るスリー・グッド・シンクス、毎日の習慣にしてみてはいかがでしょうか?
続けると嬉しい効果が期待できるんです。
スリー・グッド・シンクスの効果
幸福度があがる
なんでもない日常から良かったことを3つ探す、それは毎日の些細な出来事が『良かった事』だったと認識することになります。
探してみると、意外と日々の生活でも『良かった事』があるの事に気付けるはず。
続けているうちに、これは今日のスリー・グッド・シンクスかも!と考えるようになり、日々の幸福感があがるんです。
ストレス耐性が高くなる
嫌な事ばかり思い出すよりも、良かった事に注目することで、ストレスを感じる時間が短くなるんです。
ストレスを感じていても、これは今日のスリー・グッド・シンクスだ!と思える事をみつけられれば、良かった事に気持ちが向きますよね。
気持ちの切り替えが早くなり、ストレス耐性が高くなるという効果が期待できます。
心の回復力アップ
気分が下がって落ち込んでいるとき、良かった事に気付くことで少し前向きになれることも。
日常の些細な出来事を、スリー・グッド・シンクスとして意識することで、落ち込んで気持ちが下がりきってしまうのを留める事ができるんですね。
気分がどん底になる事を防ぎ、心の回復力アップにつながるんです。
簡単な始め方
とてもシンプルで簡単な方法なので、いつでも始められます。
継続することで効果を実感できるので、新品のノートがあると良いかもしれません。
ただ、ルールは先ほどの2つだけなので、それを守ればどんな形でも大丈夫なんです。
簡単に始めて、継続しやすそうな方法がこちらです。
①いつもの手帳・日記にかいてみる
普段から手帳を使っている方なら、空いているスペースに書いていくのもいいですね。
日記を書いている方であれば、普段の日記のどこかにスペースを作ってみてはいかがでしょうか。
いつもの習慣に取り入れやすいので、継続もしやすそうですよね。
②スマホ・PCに記録
最近はスケジュールもスマホやパソコンで管理する人が多いですよね。
そんな方は、メモ機能やSNSでも大丈夫です。
気軽に出来るのでおすすめです。
③明日の楽しみもプラスα
今日の良かったことを3つ書き出したら、明日の楽しみをひとつプラスしてみましょう。
なかなか思いつかないかもしれませんが、どんな小さな事もでも大丈夫です。
明日の朝はあれを食べよう!などでも楽しみが一つ出来ますね。
気持ちがツラいときは別の方法を!
良い事を思い出そうとしても、嫌なことばかり浮かんでしまう…。
そんな時は無理をせず、別の方法を試してみてくださいね。
せっかく書く準備をしていたのなら、ツラい気持ちをそのまま書き出してみましょう。
これは『エクスプレッシブ・ライティング』と呼ばれる方法です。
書き出すことで思考が置き換わる
良い事を書き出すスリー・グッド・シンクスとは正反対ですが、どちらもストレス発散に有効的です。
とにかく今ある感情を書き出してしまいましょう。
そうすることで、抱えていたツラい感情を自分で認識することがでます。
忘れたくても忘れられなかった気持ちを、認識することで気持ちに区切りを付けることが出来るんですね。
気持ちに区切りを付けるというと、少し難しい事のように感じますが、書き出すだけで大丈夫なのだそう。
自分の感情を文字にして認識するという事に意味があります。
これは人間の脳が、ぼんやり気にしていることほど忘れないからなんです。
逆に、きちんと整理され区切りがついたことは忘れやすいという性質があるそうです。
科学的にも実証されていて、それがシロクマ実験というものです。
次で簡単にご説明しますね!
シロクマの事だけは考えるな!皮肉過程理論
1987年にアメリカで行われた、シロクマ実験。
心理学者のダニエル・ウェグナー博士が行ったものです。
内容は人の記憶力を試すものでした。
- 実験参加者を A・B・C の3つのグループに分ける
- すべてのグループにシロクマの同じ映像を見せる
- それぞれのグループに次のように伝える
Aグループ:「シロクマの事を覚えておくように」
Bグループ:「シロクマの事は考えても考えなくてもいい」
Cグループ:「シロクマの事だけは絶対に考えないでください」
その後、グループの中で映像について詳しく覚えていたのは
「シロクマの事は絶対に考えないでください」と言われたCグループだったそうです。
この実験から、人は考えないようにすればするほど、記憶にこだわってしまう事がわかりました。
絶対に考えないようにしていたのに、覚えようとしていた人より覚えていたなんて。
皮肉なものですね…。
ネガティブな感情も書き出して、明確にすることで忘れやすく手放しやすくなるんだそうです!
まとめ
正反対の方法を2つご紹介しました。
どちらもストレス解消に有効的で、すぐにできますよね。
明日がちょっと楽しくなるように、寝る前に気分を変えてみてはいかがでしょうか。
以上、明日をちょっと楽しみにする方法!スリー・グッド・シングスとは?でした!
おやすみなさい!
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