今日もお疲れ様でした!
週末が雨だと気分が下がりますよね…。
傘をさしての移動も大変です。
せっかく雨なので、傘の歴史でもみてみましょう。
人類と傘。少しずつ便利になった傘の歴史
雨の日の傘、普段あたり前のように使っていますよね。
世の中のアイテムはどんどん進化するのに、傘の形は変わっていないように思えます。
大きさや柄、骨の数は違っても、基本構造は目立った変化がありません。
いったいいつから今の形になったのでしょうか?
簡単に傘の歴史をみてみましょう。
傘は4000年も前からあった
人の歴史に『傘』が登場したのは約4000年前だと言われています。
古代エジプトの壁画などには、王様に従者が傘をさしている姿が描かれていたんです。
まだこの時代の傘は棒に布を張っただけの作りでした。
使う人も王様などに限られており、雨具ではなく『権力の象徴』として使われていたそうです。
その後、古代ギリシア時代には一部の富裕層が『日傘』として使うようになりますが、まだ権力を象徴する道具としての傘だったよう。
なので、自分でさすのではなく従者に持たせていたみたいです。
この時代の傘は開閉式ではないものでした。
開きっぱなしだったんですね。
今では当たり前の開閉式の傘。
雨が上がれば閉じて、家に帰れば玄関先の傘立てに入れるだけ。
これって便利な事だったんですね。
もし、傘が閉じなかったらと考えると…雨の日に出かけない人が増えそうです。
開閉式の傘が登場
13世紀頃のイギリスで、ようやく開閉式の傘が開発されます。
開閉式の傘がこの時代の書物に描かれていたようです。
この時代の傘もまだ日よけとして使われる『日傘』でした。
18世紀ごろになると、現在のような傘が普及し始めます。
雨具として使われだしたのもこの頃のようです。
ビニール傘が誕生
昭和33年、お馴染みのビニール傘が開発されました。
今ではコンビニでも買えるビニール傘ですが、傘の歴史から考えると意外と最近ですね。
昭和29年、ビニール傘より前にスプリング式の折り畳み傘が開発されています。
大卒初任給が8,000円以下だった時代に、蛇の目傘は1,170円で売られていました。
高級品ですね。
次の進化?最新の傘事情
進化しないと言われる傘ですが、長い年月をかけて便利になってきています。
今後も便利な傘が作られていくのでしょうか。
数年前くらいから、少し変わった形の傘をよく見かけませんか?
逆さ傘というものです。
傘の次の形になるかもしれないですね。
傘が自立!逆さ傘
傘をたたむと外側の濡れた面が内側になる仕組みなので、手や服が濡れないんです。
普通の傘と逆さまに閉じるから『逆さ傘』
自立するのが便利で嬉しいです。
自立することで、どこかに立てかけて忘れるというのも減りそうな気がします。
仕事の日にも使えるシンプルな色味のものもあります。
形が少し変わっている分、デザインは控えめにしたいという人にはおすすめです。
色んなデザインの逆さ傘があるので、お気に入りを探してみてはいかがでしょうか。
メリット・デメリットについて詳しく解説しているサイトもあるので調べてみるのもいいですね。
最後に
傘の歴史についてみてきました。
ずっと昔からあったわりには、雨具として広く使われ出したのは、最近のようですね。
権力の象徴だったとは、驚きです。
雨の日は憂鬱ですが、ぼちぼち頑張りましょう。
以上、傘は進化してない!?雨の日がちょっと楽しくなる傘の歴史でした。
おやすみなさい!
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