くまのプーさんもびっくり!?恐い熊の生態!くまキャラが愛される理由とは?

雑学

今日も一日お疲れ様でした!

もうすぐ寝苦しい夏がやってきます…。

夏の夜と言えばホラー映画。

くまのプーさんのホラー映画が公開されて話題になっているみたいですね。

ホラー映画を観たら寝れなくなっちゃうという人でも大丈夫。

今回は、恐いの熊の生態と共に、くまキャラが愛され続ける理由をご紹介します。

かわいいキャラとは正反対!野生のクマさん

プーさんをはじめ、くまのキャラクターって多いですよね。

『くまさんみたい』という言葉も、包容力があるとか可愛らしいというニュアンスで使われます。

実物の熊は、想像より大きく、速く、凶暴なことも。

キャラクターとは正反対の、野生の熊の特徴や種類をみてみましょう。

日本に生息する熊は2種類

熊には8種類いるようです。

ですが、日本に生息するのは2種類だけ。

まずは全種類みてみましょう。

  • ヒグマ
  • ホッキョクグマ
  • ツキノワグマ
  • マレーグマ
  • ナマケグマ
  • メガネグマ
  • アメリカクロクマ
  • ジャイアントパンダ

このなかでも、日本に生息している熊は2種類なんです。

それは『ヒグマ』『ツキノワグマ』なのだそう。

ジャイアントパンダは動物園にいますが、ノーカウントです。

動物園やクマ牧場では、色んな種類の熊に会えますよね。

でも、日本には生息しない熊もいるんですね。

ちなみに、グリズリーはヒグマなんだそうです。

グリズリーは別名アメリカヒグマとも呼ばれます。

確かに、グリズリーと聞くとアメリカ映画を思い浮かべる人もいるのでは。

カナダやアラスカ、アメリカに生息しているそうです。

グリズリーはハイイロクマと説明される事もあるのですが、

ハイイロクマもヒグマの仲間のようです…。

熊の種類も奥が深いですね!

熊の生態

熊は小さな音でも聞き分ける聴力と、犬のように優れた嗅覚をそなえた大型動物です。

泳ぐと時速50Km走ると時速60Km近くのスピードが出るそうです。

人間が全速力で逃げてもかないません、人類最速のウサインボルトですら時速45Kmなのです。

熊が走って追いかけると、あっという間に追いつかれてしまいます。

日本に生息するヒグマとツキノワグマの特徴をみてみましょう。

ヒグマ 

北海道の半分の地域に生息しています。

黒色または赤褐色の体毛と、頑丈でがっしりとした体つきの熊です。

腰よりも肩の方が高く肩は盛り上がっています

頭部は大きいですが、耳は小さく鼻面が長いのも特徴。

成長すると体が大きく重くなり木には登れないそうです。

ツキノワグマ 

本州と四国に生息(東北・中部地方6割以上、関東・近畿・中国地方に3割、四国は限られた地域に生息)

黒色の体毛と、丸く大きな耳を持つ中型の熊です。

胸には三日月のようなV字の白い模様があります。

これは「ツキノワ模様」と呼ばれ、この特徴をもつことが名前の由来なんだそう。

英語ではムーンベアと呼ばれることも。

木登りが得意で、短く丈夫な爪を持ち前足の筋肉も発達しています。

テディベアやプーさん、かわいいイメージなのはなぜ?

現実の熊は、とても恐い生き物のはず。

身近な山にも生息している動物ですが、襲われたら命の危険があります。

でも、クマのキャラクターはみんな愛されキャラです。

どうしてかわいいイメージになったのでしょうか。

くまのキャラクターといえば

くまのプーさん、リラックマ、くまモン、テッド、パディントン…。

少し重い浮かべるだけでも、いくつか出てきますよね。

ディズニーのなかだけでも20種類以上いるみたいです。

くまのキャラクターの多さに驚きますね。

そして、どのキャラクターも丸みがあり優しい雰囲気です。

クマさんといえば、もふもふ、ふわふわ、かわいい。

現実の熊と違い過ぎますよね。

テディベア誕生と熊

かわいいクマといえば、テディベアを思い浮かべる人も多いはず。

テディベアの名前の由来は、第26第アメリカ大統領のオセドア・ルーズベルト氏の愛称が『テディ』だった事からきているんです。

大統領が、ある日の熊狩りで年老いた雄熊(傷を負った子熊の説あり)を撃たなかった事が新聞記事になりました。

その記事に挿絵として描かれていた熊が「リーマンベア」と呼ばれ、話題に。

そこで、熊のぬいぐるみにルーズベルト大統領の愛称『テディ』を付けて販売した会社がありました。

これが、アメリカ初のテディベアメーカーのアイデル社です。

ちなみにアイデル社は倒産し今は存在しません。

名前が誕生したのはアメリがですが、テディベア人気の火付け役はドイツのシュタイフ社

現在は、テディベアといえばシュタイフ社が有名で、高級なテディベアを豊富に取り扱っています。

熊は、赤ちゃんの秘密の武器を持っている!?

突然ですが、ベビースキーマという言葉はご存じですか?

ドイツ語で『Baby Schema(ベビーシェマ)』とも呼ばれるみたいです。

小さな動物が持つ身体的特徴を指す言葉なんです。

赤ちゃんを可愛いと思う本能

それがベビースキーマのようです。

可愛さの判断は、個人の好みだけでなく、客観的な特徴に基づいているというもの。

くまのキャラクター達はこれに当てはまるんです。

大きな目、丸い顔、短い手足、などですね。

現実の熊は違いますが、キャラクターのクマさん達は、まさにその通り!という感じです。

野生の熊は本当に危険

昔から共存してきた人間と熊ですが、毎年のように人的被害が出ているのは事実。

農作物への被害も年々増えているようです。

キャラクターとは全く別の野生の熊には十分な注意が必要です。

8回襲われた専門家がいた

日本ツキノワグマ研究所の理事長は、これまでに3,000頭の熊と遭遇したとのこと。

なんと、8回も襲われた経験があるそうです。

「ばったり出くわしたら、地面に伏せて首をガードし、1撃目を食らわないのが大事」。クマが攻撃してくるときは、抱きついてきて鼻にかみつき、窒息させることもあるため、立ったままでいると重篤化し、死亡することも多いという。

引用:朝日新聞デジタル

最近では、住宅街の近くまで熊が出没することも増えていますよね。

札幌市南区では、先日も4頭から5頭の熊の目撃情報がありました。
熊に遭遇しないためにも出没情報をチェックしてから出かけるなど注意が必要ですね。

夏のレジャーといば、キャンプや登山を楽しむ方も多いと思います。

熊が出る危険がある区域に行く場合は、細心の注意を払ってくださいね。

まとめ

熊の生態と、くまキャラが愛される秘密ついて見てきました。

現実の熊は危険ですが、くまキャラは本能的に可愛く思える特徴をもっているんですね。

夏を前に注意が必要なのが、熊の被害です。

身近に潜む危険は、ホラー映画よりも恐ろしいです。

以上、くまのプーさんもびっくりの熊の生態と、くまキャラが愛される理由とは?でした。

おやすみなさい!

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